海外子育てで揺れる「日本語教育」──守りたい気持ちは私のエゴなのか

Hola, mamitateraです!今日は海外育児をするほとんど人が悩む言語の話です。


3歳の長男は、幼稚園では英語とスペイン語で授業を受けています。プレから通って1年3カ月。気づけばスペイン語の語彙はすっかり増え、ひとり遊びをしているときもスペイン語で独り言を言うことが多くなってきました。
英語のほうは、理解はしているようですが、まだ発語はなし。

家で観せるテレビは基本的に日本語。
Netflixやディズニー+も、日本語音声があるものはすべて日本語にしています。

…でも、ふと考えてしまうのです。
「本当にこのまま日本語を押し通していいのだろうか?」


■ 自分自身の言語経験と比べてしまう

私自身、10歳頃に英語へ興味を持ち、英会話教室に通わせてもらいました。
学校の成績は…可もなく不可もなく。
19歳で海外インターンに行って、ようやく「英会話が得意!」と言えるように。就職してからも勉強を続け、TOEICは850点を超えました。

それでも、いま現在、
「英語の映画が字幕なしでスパッと分かる!」というレベルには到達していません。

その経験が、どうしても頭をよぎります。


■ 第二言語習得の「遺伝」の話

池谷祐二さんの脳科学の本が好きでよく読むのですが、
その中で「第二言語の習得は遺伝の影響が7〜8割」と書かれていたことがありました。(どの本だったか忘れてしまいましたが…)
もちろん環境も重要だけれど、ベースとなる言語能力はかなり個人差があるとのこと。

正直に言えば、私にも夫にも、語学の天才的な素質があるとは言いがたく…。

「家で日本語ばかり話していて、幼稚園のスペイン語や英語でつまずいたり、友だち関係に影響が出たらどうしよう」

そんな不安が、ふと胸を締めつけます。


■ でも結局のところ…わからないことだらけ

子どもの言語習得なんて、正解なんて誰にもわからない。
もちろん本人の性格もあるし、努力次第でどうとでも変わる部分もある。
結局のところ、答え合わせは何年も先のこと。

だからこそ、葛藤は続きます。


■ 本音を言えば…日本語を守りたいのは“私”の願い

一番の理由はこれ。

思春期になったとき、彼らと深い話を日本語でしたい。
愛についてとか、人生とか、人として大切なこととか。

そのときに、自分の心を一番自然に、正確に伝えられるのはやっぱり日本語。
だから私は日本語を守りたい。

それが、母としてのエゴかもしれません。


■ バイリンガル・トリリンガルは武器になる。でも…

もちろん、バイリンガルやトリリンガルは、将来の選択肢を広げる大きな力になる。
それはわかっている。

でも、本当に彼らに必要なのはどの言語なのか。
どの言語が彼らの人生を助けてくれるのか。
それは、彼らが成長して、自分で道を選ぶようになるまでわからない。

だから私は今日も悩み続ける。
日本語と、スペイン語と、英語の間で。
そして、母としての想いと現実の間で。

葛藤は、まだ続きます。

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